2008年5月30日金曜日

Matrixポイント

ここ数日、マウスでボタンをクリックするのをやめてMatrixポイントを
使って操作しています。

少しずつ慣れるとともに、もうマウスで操作するのがかえって面倒に
感じるぐらいになりました。

もちろんドロップダウンリストの小さなボタンなどはマウスでポイント
したほうが良いですが、ボタン操作ならMatrixポイントです。

週末には、少しこれまでの開発分の整理をしてみます。

2008年5月29日木曜日

Matrix機能追加(3)補足の補足

ー少し改良。
Matrixポインター(Matrix状に記号を表示して、マウスポインタを
一気に移動させる方法に命名します)で、セルを選択した後に、
ポインターを微調整するためのボックスを表示するようにしました。

これで、マウスを微調整するときの目安になります。
また、これまで3×3の微調整を4×4に拡張しました。

これにより、更に細かなマウスポインタの位置調節が可能になり
ました。

ボタンをクリックする程度のGUI操作なら、Matrixポインターで
十分操作できます。
マウスと同等以上の操作性です。

2008年5月28日水曜日

Matrix機能追加(3)補足

新しいマウスポイントの方法を実装して試行しています。
マウスポイントの移動場所候補として画面全体にaa-zzの
676ポイントを表示するために、画面全体を半透明にして
緑色の文字で表示するようにしました。

もう、お分かりだと思いますが、映画Matrixみたいな感じの
画面になります。

ソフト名称がMatrixなので、とても気に入りました。
ポイント履歴機能も作ってみます

2008年5月27日火曜日

Matrix機能追加(3)

テストしてみました。
その結果は…

まぁまぁいける!
このようなマウス操作のインターフェイスが今まで考えられなかった
のだろうか?

本当に使えそうだ。

まず、画面全体をX方向に26分割(a-zを割り当てる)Y方向に26分割(同じくa-zを割り当てる)
と画面は26×26に分割される。
そこにaa-zzを表示する。

そこで2ストロークの入力を要求する。
つまり gu やら dl のようにして画面上のセルをポイントする。
次に
qwe
asd
zxc
の9つの補助入力でsを中心としたオフセットを指定する。

すると26×26で676セルからの選択となり、さらに9のオフセットで
画面を6,084分割することになる。

これだけの指定を3ストロークのキー操作で行う。
後、1キーでマウスの左クリックと右クリックを指定する。

なんと、これだけで、画面の任意の場所をクリックすることが可能になる。

今回のブログも、マウスを全く使わずにキーだけで操作してみている。
できる!
細かい操作でなければ十分実用的だと思う。

今は試作段階だけど、もう少しGUIを洗練すれば使えるだろう。

Matrix機能追加(2)

コントロールを取得することは、特にブラウザーの場合には
難しいことが判明した。

そこで、作戦変更。
マウスの位置をできるだけ簡単にすばやくキーで指定できる
ようにする。

このようなキー操作でマウスを移動させることは、これまでも
いくつかソフトで見てきたが、どれもうまくいっているとは思えない。

が、一つアイデアを思いついた。
さて、うまく行くかどうか…

Matrix機能追加

Matrixの最終的な狙いは、キー操作で簡単にできることは
キー操作でできるようにすること。

少し前から、どうしてもやってみたいことがある。
それは、GUIのコントロールへのクリックアクセス。

GUIでボタンやドロップダウンリスト、ラジオボタンなどが沢山
あるとTABで移動するのは難しい。

そこで、表示されているコントロールに全て記号をつけて、その
記号をキーから入力することにより、フォーカスさせるという方法を
思いついた。

今度の週末に作ってみる。
この機能を実装できればMatrixはほぼ最終段階だと思う。

2008年5月26日月曜日

笑える論争

タッチタイピングについて、こんな質問があるサイトであった。
「バックスペースはどの指で打ちますか?どうしてもホームポジションから
手が離れてしまいます。」

そらそうでしょう。
あんな地の果てにあるキー、とてもまともに押せません。

ところが、ある方の回答が笑えました。
「ミスタッチしなければ良い」

きっと、この方は、ミスタッチのことばかり考えているのでしょうが、普通に
文章を入力していると、正しく入力されていても、校正したくなりバックスペース
で消したくなります。

問題はバックスペースキーを使わないようにすることではなく、どうすれば楽に
バックスペースキーを押せるかです。

このバックスペースの話題はかなりあります。
通常は「こんなエディタを使えばいい」とか「Ctrl+h」で代用できるなどの回答が
あります。

しかし、特定のエディタで使えても、バックスペースはExcelでもメーラーでも、どんな
ツールでも使うシーンは結構あるので、第一の回答は駄目です。

Ctrl+hもバックスペースよりはましというだけで、実際にやってみれば分かりますが
かなり操作しにくいです。

こんな基本的な動作も合理的に作られていないのが今のパソコンです。
また、このような操作を問題にして解決しようと考えて作成したのがMatrixなのです。

無駄な操作は排除しよう

パソコンの操作でも、慣れとは恐ろしいもので、かなり無駄な操作であっても
当たり前のように考えてしまう。

しかし、問題意識があれば違った見方ができる。
私の場合はタッチタイピングがしにくいという問題意識だった。
「なんでバックスペースがあんなに遠い位置にあるんだ?」
「カーソルキーなんて絶対タッチタイプは無理!」
「なんでウィンドウ閉じるときに押しにくい右上のXをマウスでクリックするのか?」
などなど。

一度、できるだけホームポジションから指を離さないようにしようと努力してみて欲しい。
おそらく数行も打たないうちに指をホームポジションから話さなければならない羽目に
なると思う。

でも、このことに気がついたからといってどうすることもできない。
キーボードとはこういうものだとあきらめざるを得ないと考えるのが普通だろう。

私もそうだったが、数年前からキーボード配置をカスタマイズできるツールがあること
が分かった。

しかし、そのようなツールは汎用的すぎて、使いこなすのはかなり難しい。
自分が使うには、コンパクトでUSBメモリーに入れてどのPCでも即座に使えるものが
欲しかった。

こんなツールを一般に公開できるレベルまで作ってみた。
ご興味があれば私のHPからダウンロードして使ってみて欲しい。
確実にパソコンの操作効率が数割向上すると思う。